【完全保存版】学びながら抜けるアナル用語集|五十音順で徹底解説(さ行編)

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用語一覧(す)

スカトロ(Scat)

スカトロ(Scat) とは、排泄物(主に便や尿)を性的対象とするフェティシズムの一種で、性的行為において排泄行為そのものや排泄物を使ったプレイを楽しむ嗜好を指します。語源は英語の俗語 scat(=排泄物)に由来します。日本のアダルト業界では1970年代以降に浸透し、独自の文化を形成してきました。

主なプレイ内容

  • 観賞:排泄行為そのものを見て興奮する
  • 接触:相手の身体に排泄物を塗布する
  • 摂取:極端なケースでは排泄物を口に含む
  • 道具化:粘土やローションのように扱い、官能的に利用する

心理的背景

  • タブーへの興奮:社会的に禁忌とされる行為を破ることで快感が高まる
  • 支配・被支配関係:排泄物を使うことで上下関係や屈辱感を強調する
  • 匂いフェチ感触フェチ:五感への刺激を強く求める嗜好と結びつきやすい

リスクと注意点

  • 衛生面のリスク:大腸菌などの病原菌感染の可能性がある
  • 心理的ハードル:パートナーの同意が必須。嫌悪感の差が激しい分野
  • 安全策:医療用手袋やラップを使う、無害な代用品(チョコレートや納豆など)を利用するケースも多い

関連用語

  • アナルプレイ:排泄器官を舞台にしたプレイ全般
  • スカトロジー(Scatology):排泄物に関する学問。転じて「スカトロ趣味」の語源
  • スパンキング・調教系:同じくタブーや屈辱を強調するプレイと親和性が高い

ストッパー

アナル用グッズ(プラグ・ディルド)に必須の「抜け防止部分」。根元が広がった形状で、体内に入り込んでしまう事故を防ぎます。
👉 「ストッパーがないグッズは絶対NG」です。

ストレッチ(拡張)

アナルを段階的に慣らす行為。小さなプラグから徐々にサイズアップするのが基本。
👉 無理に広げようとすると括約筋を傷める恐れがあるため「ゆっくり+休憩」が鉄則。

スリーブ

**スリーブ(sleeve)**は直訳で「筒・カバー」。アダルト分野では主に次のいずれかを指します。

1) ペニススリーブ(=ペニスシース)

  • 何か:ペニスに被せる筒状カバー。
  • 目的:増径/延長、凹凸による刺激付与、感度の調整(遅漏対策的な使い方も)。
  • タイプ
    • 先端開放/先端密閉(延長タイプは密閉が多い)
    • 薄手~肉厚(厚いほど増径・鈍感化)
    • 凹凸・イボ・リブ付き、電動バイブ内蔵、ハーネス固定付き など
  • 素材:TPE・TPR・シリコン・ラテックス等(肌当たりと耐久に差)。

2) マスターベータースリーブ(オナホの“中身”)

  • 何か:カップ型オナホ等の内側ライナー(取り外して洗う柔らかい筒)。
  • 目的:内部テクスチャで刺激を作る交換パーツ。
  • 素材:主にTPE/シリコン。製品によって純正スリーブを交換・着せ替え可能。

3) フィンガー/ニップル等の小型スリーブ

  • 何か:指に被せて衛生的に刺激する指用スリーブ、乳首・陰核を包む小型カバー
  • 目的:衛生・摩擦軽減・局所刺激の追加。

※混同されがちですが、**アナルや膣の中に“長時間残しておく”器具は通常「プラグ」「エキスパンダー」と呼び、スリーブとは別カテゴリーです。
また
尿道挿入器具(サウンディング)**もスリーブではありません。

スリーブと似た言葉の違い

  • スリーブ(被せる筒) vs シース(sheath/鞘):実質同義として販売名に混在。
  • コックリング(陰茎輪):リング状で根本を締める。筒ではない。
  • プラグ:体内に留置して拡張・充填する“栓”。被せ物ではない。

選び方の要点

  1. サイズ
    • 直径(内径)と全長を実測。根本が太い人は入口が伸びる設計を。
  2. 厚み
    • 薄手=フィット&感度維持/厚手=増径・延長・鈍感化。
  3. 固定性
    • 根本リング・タマ側ストラップ・ハーネスがあるとズレにくい。
  4. 素材相性
    • シリコン製×水性ローション推奨(シリコン潤滑はNGの製品が多い)。
  5. 相手の快適さ
    • 凹凸強めは刺激が強い。初回はプレーン~細リブが無難。

使い方の基本(安全第一)

  1. 装着前に乾式テストでサイズ確認。
  2. 十分な水性ローションを“外にも内にも”。
  3. 装着後1~2分待つ密着&血流確認)。痛みや痺れがあれば外す。
  4. 連続使用は長時間にしない(締め付け・血流障害を避ける)。
  5. 洗浄・乾燥・保管
    • 中性石鹸で洗い、完全乾燥。TPEはコーンスターチ軽くまぶすとベタつき防止。
    • 他者と共用しない(衛生上)。

指に装着し手マンとクンニを同時に行えるようにするスリーブもあります。

スローインサート

ゆっくりと時間をかけて挿入する方法。痛みを抑え、快感を高めるために初心者に特におすすめ。

スムーズローション

乾きにくく、アナルプレイに適した高粘度ローション。水溶性・シリコン系・ハイブリッド系と種類がある。

スワッピング(Swapping)

概要

スワッピングとは、互いにパートナーを交換して性的行為を楽しむ行為を指す。日本語では「パートナー交換」「カップル交換」などとも呼ばれる。主に合意のもとで行われる性的嗜好であり、夫婦や恋人同士が他のカップルとパートナーを入れ替えることで、性的刺激や新鮮さを得ることを目的とする。アナルプレイを含む場合もある。性感染症のリスクが高まるため、必ずコンドームを使用することが推奨される。

背景と心理

スワッピングには、性的マンネリの解消性的好奇心の満足といった動機が多い一方で、近年では「信頼関係の深化」や「互いの理解を深める試み」として捉えるカップルも存在する。
特に、事前に徹底した話し合いを重ね、嫉妬心や境界線を共有したうえで行うことで、結果的に「お互いの愛がより確かなものになった」と感じる事例も報告されている。

たとえば、海外の体験談やコミュニティでは、

「他者と関わることで改めて自分のパートナーの魅力を再確認した」
「スワッピング後、よりオープンに感情を話せる関係になった」
といった声がある。
つまり、相手を失いたくないという愛情の再確認や、性的な自由と信頼の両立が、結果的に絆を深める契機になる場合があるのだ。

実践スタイル

スワッピングの形態にはいくつかのバリエーションがある。

  • 同室型(オープン・スワッピング):同じ空間で行為を行い、互いの様子を見ながら楽しむ。覗き的要素(ヴォイヤリズム)を含む。
  • 別室型(クローズド・スワッピング):別室で行うタイプ。プライバシーを保ちつつ、後でその感想を共有することで間接的な興奮を得る。

倫理と注意点

スワッピングは全員の合意と信頼が絶対条件であり、強要や一方的な参加は厳禁である。また、性感染症のリスクを防ぐためにコンドームの使用や事前検査など、安全管理も欠かせない。
さらに、行為後に関係が不安定になるケースもあるため、感情的ケアコミュニケーションの継続が重要となる。

関連用語

  • カップルプレイ
  • オープンリレーションシップ
  • ヴォイヤリズム(覗き嗜好)
  • ポリアモリー(複数愛関係)

スパンキング(Spanking)

概要

スパンキングとは、相手の尻や太ももなどを手や道具で叩く行為、またはそれを性的・心理的快感として楽しむ嗜好を指す。
日本語では「尻叩き」とも呼ばれ、痛み・音・羞恥・信頼といった複合的な要素が絡み合うフェティシズムである。
単なる暴力ではなく、**「支配と服従」「快楽と懲罰」「愛情と緊張」**を繊細に演出する行為として、
古くからSM文化の基本要素のひとつに位置づけられている。

フェティシズム的特徴

スパンキングの魅力は、「痛み」そのものよりも痛みの前後に生じる心理的緊張と解放感にある。

  • 手の平で叩かれる“ぴしゃり”という音とリズム
  • 恥ずかしさと興奮が同時に高まる羞恥的官能
  • 支配する側・される側の間に流れる緊密な信頼感
  • 赤く染まる肌・熱・呼吸といった身体的反応の共有

スパンキングとは、痛みではなく“感情を叩き合うコミュニケーション”。
その一撃は、支配でもあり、愛の確認でもある。

心理的構造

スパンキングに惹かれる心理は、以下の三つの層に整理できる。

  1. 支配/服従の象徴
     叩く行為は権威・指導・懲罰の象徴であり、
     叩かれることで安心や解放を感じる人もいる。
     SMにおける基本的な「主従(D/S)構造」の体験的入口となる。
  2. 羞恥と快楽の融合
     “叩かれる姿を見られる/音を聞かれる”といった羞恥刺激が快感に転化する。
     これは性的興奮というよりも、**「精神的な緊張の昇華」**に近い。
  3. 癒しとケアの連続性
     行為後に相手を撫でる・抱く・褒めるなどの“アフターケア”が、
     痛みを“愛情としての記憶”に変える。

実践と安全

スパンキングは、同意と信頼を前提としたプレイであることが絶対条件。

  • 強さ・回数・道具などを事前に話し合い、「痛気持ちいい」範囲を共有する。
  • 安全語(セーフワード)を設定し、過度な痛みや不安を避ける。
  • 長時間の連続打撃や骨の上を叩くことは避け、筋肉部分を中心に。
  • アフターケアとして、冷却・保湿・抱擁などを行うことで安心感を保つ。

このようにスパンキングは、信頼を形にする儀式的な行為として機能する。

フェチ的バリエーション

  • ハンドスパンキング:素手で叩くもっとも一般的な形式。
  • パドル/ムチ/ブラシなど道具系:音や打撃感を重視するタイプ。
  • 羞恥スパンキング:人前で叩かれる・叩くシチュエーションを好む。
  • リズミカルスパンキング:リズムや音によってトランス的快感を得る。

スパンキングは、SMや服従プレイにとどまらず、
**「感情の交信」や「儀式的快楽」**として成立する高度なフェティシズムでもある。

文化的・象徴的側面

  • 西洋文化では懲罰・教育の象徴(=「naughty girl spanking」などの定番)。
  • 日本文化では羞恥・愛情・躾(しつけ)と結びつき、
     “叩く=導く”“叩かれる=受け入れる”という情緒的側面が強い。
  • 近年はポップカルチャーでも「軽いスパンキング」を性愛表現の一部として描く作品が増えている。

関連フェチ

  • 支配/服従フェチ
  • 尻フェチ
  • 恥辱フェチ
  • 教育プレイ
  • 儀式フェチ

スパンデックス(素材)

ポリウレタン伸縮性のあるボディスーツや下着。アナルアクセスを確保する「オープンクロッチ」タイプはコスプレ系プレイに人気。

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ステージング

プレイの「段階的演出」。例えば「まず見せる→触る→挿入」と少しずつステップを踏むことで心理的にも高まる効果あり。

スタート&ストップ(start and stop)

実際に使われている用語ではないが、アナル調教における概念の一つ。一度挿入を止めて待ち、括約筋が緩んでから再開するテクニック。痛みを減らし、結果的に快感を増幅できる。

お尻初めてなのに超デカチンをアナルに入れてしまう清楚な女子大生

スリル

「見つかるかもしれない」など心理的スリルを楽しむ行為。公共の場は法律違反になるため、必ずプライベート空間で。彼氏が寝ているとなりで浮気する。妻がいる部屋で別の女とセックスする。などという実際には不可能に近いようなシチュエーションの作品もAVにはよく存在する。

スペーサー

長時間の拡張に使う器具。括約筋を開いたまま維持できるため、医療器具に近い設計のものも。経験者向け。

  1. 医療分野でのスペーサー
    • 肛門や膣の手術・検査で「開いた状態を維持するための器具(リトラクター)」が使われます。
    • 例:肛門鏡(アノスコープ)、開創器(リトラクター)。
      これらは括約筋を広げた状態で固定し、手術や診察をしやすくする目的で使用されます。
  2. アダルトグッズ分野でのスペーサー
    • 医療器具風に作られた「拡張プレイ用の器具」で、長時間の拡張を目的に販売されています。
    • 一定のサイズで開いたままにできるよう、金属やシリコンで作られたものがあり、経験者向けとされます。
    • 肛門拡張器やプラグの一種として「スペーサー」と呼ばれることがあります。

特徴

  • 長時間の拡張維持が可能(普通のプラグや拡張器よりも持続性重視)。
  • 医療器具に近いデザインで、安全性や耐久性を意識しているものも。
  • 初心者には負担が大きいため、経験者向けとされることが多い。

スティック(アナルバイブ・電マ・ローター)

棒状のアダルトグッズ。細めのタイプは初心者向け。電動振動機能がつくと「前立腺刺激」にも効果的。

寸止め(エッジング/Edging)

意味

寸止め(すんどめ)とは、性的快感がピークに達する直前で刺激を止め、
射精や絶頂を意図的にコントロールする行為のこと。
英語では “Edging(エッジング)” と呼ばれ、
“edge=縁・境界”という言葉の通り、「イキそうでイカない」ギリギリのラインを維持する技術を指す。

目的

寸止めの目的は単なる我慢ではなく、
快感を高め、絶頂をより強烈なものにするための“性感調整法”。
快感の波を何度も積み重ねることで、
最終的なオーガズムを爆発的に深くする、もしくは射精を伴わないドライオーガズムに導く効果がある。

方法

  1. 性的刺激を与える(オナニー・前立腺・乳首など)
  2. 「もうすぐイク」と感じた瞬間に刺激を止め、呼吸を整える
  3. 快感が落ち着いたら再び刺激を再開する
  4. このサイクルを数回繰り返すことで、全身の性感が拡張し、
     射精に頼らない深いオーガズムを体験できる

※呼吸を止めず、力を抜くことが重要。力みすぎると逆に射精してしまう。

心理的効果

寸止めは“焦らされ快感”としての要素も強く、
特にM気質の人にとっては支配・服従プレイの延長としても機能する。
また、パートナー間では「支配(S側)」「焦らし(演出)」として用いられ、
プレイ全体のテンションを高める心理的ツールとして活用されることも多い。

生理的・健康面の特徴

  • 射精感を我慢することでドーパミン・セロトニンの分泌が増し、
     性的集中力・興奮が長時間持続する
  • 連続エッジングによって骨盤底筋群(PC筋)が鍛えられ、
     射精コントロール力が上がる
  • 一方で、過度な我慢や連続寸止めは前立腺炎や精管の不調を招く場合もあるため、適度な練習が重要

精神的側面

寸止めには「自分を律する快感」がある。
イクことを目的にせず、**快感そのものを味わう“マインドフルな性行為”**としても注目されている。
そのため、瞑想や呼吸法を組み合わせると、
性的興奮を全身に循環させる「ドライオーガズム」へ自然に移行できることもある。

フェチ的展開

  • 焦らしプレイ:S側がM側に寸止めを強制し、支配と被支配の心理を演出
  • 視覚焦らし:実際に触れず、視覚・音声・会話で“あと一歩”の状態を保つ
  • エッジング・セッション:複数回の寸止めを重ね、最終的に解放する形式のプレイ

関連語

ドライオーガズム/マスターベーション/焦らしプレイ/エネルギーオーガズム/前立腺刺激

まとめると

寸止めとは、射精や絶頂を意識的にコントロールし、快感そのものを深化させる技術。
“我慢”ではなく“導き”であり、快感の支配者になるためのトレーニングでもある。
うまく活用すれば、単なる性行為を超えた“官能的瞑想”体験に変わる。

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